冬の到来は、インフルエンザ等のウィルス性の風邪が流行する季節ですが、アーユルヴェーダでは、
実は冬こそ免疫力を高めるのに最適の季節とされています。
アーユルヴェーダでは3つの免疫レベルがあると考えられています。

[1] 遺伝レベル-生まれながらの先天的レベル。
[2] 季節レベル-季節や生活環境、天体周期により変動するレベル。
[3] 確定レベル-アーユルヴェーダ生活と食事に従い確立される、
   持続的な免疫バランスレベル。

アーユルヴェーダでは、季節や環境、年齢、天体周期によって変動するレベル
(タイプ[2])を強化することに着目します。

理由の1つに、冬は寒さによって、より強い消化力で免疫力を構築させる最良の季節と言えます。
冬の寒い室内では気温が低い程、暖房器具はより高いエネルギーを使います。同様に体内でも消化エネルギーは寒くなるほど燃やす力を上げるのです。

冬は自然と自分の身体を鍛える準備が出来ている時です。更に、人間は消化レベルを上げる為に、空腹を感じるようになります。
冬は食べたものがよく消化され、身体を養います。冬に免疫力を上げる食品を食べ、日々アーユルヴェーダ生活を続けることがとても重要です。
冬の目標は、よく食べ、適度に休息を取り、心と身体を育てることです。
一般的に、免疫を高める食品は、新鮮で消化が良いものとされており、新鮮な野菜、果物、穀物、ギー等があります。

免疫力を上げる為に、消化の悪い食品を避け、市販の缶詰、冷凍食品、パックされた食品等の加工食品は消化しにくく、免疫力を弱めてしまいます。

寒く乾燥した冬に身体を養いバランスをとる食品は、甘味、酸味、塩辛い味です。渋味、苦味、刺激的な味の食品は少なめにするのが最適ですが、
6つの味は全て日々の食生活に含まれなければなりません。
揚げ物にしなければ、ギーやオリーブオイルのような消化しやすい、温かい手作りの食事が理想的です。
冷たく凍った食品飲料は消化の火を消すことになるので避けて下さい。

アーユルヴェーダにおいては季節に応じた食事療法と生活スタイルに従えば、病気に脅されることもなく、免疫力を持続的に高め、維持できるように導きます。